話題の「土の城指南(著:西股 総生)」を読み終えました。自分は城に何度行っても全体がほとんど分からないまま終わってしまうので、これを読んだら多少理解できるようになるかと…。
結論から言って私が城を理解するのは無理そうです。本の内容は理解出来ました。城郭用語のところはかなり苦戦しましたが。
「戦国時代の城の大半は城主が誰なのかは伝承程度で分かっていない。純粋な軍事施設で居住地ではないから、城主が誰かは意味がない」というのは他の城好きの方にも指摘されていましたが、読んでやっと理由が分かりました。
他にも城に行った際の実践的な踏査のノウハウが書かれていましたが…これを自分がやれるかというとかなり難しいです。残念ながらこれからも城趾碑や分かる程度の土塁や堀を撮影して帰ることになりそうです。
誤解の無いように書いておきますが、本の内容はいいですよ。ただ自分が実践できないというだけの話です。