百合姫之祠(根崎陣屋)

住所:愛知県安城市根崎町

 1582年、徳川家康の家臣・永井直勝は西尾市寺津町の豪族・大河内秀綱の妹由利と結婚するが、由利の不義のため1585年に離縁した。そのため由利は船で実家に戻る途中、根崎町に上陸し自害している。哀れに思った地元の人達が遺骸を葬り塚が建てられたのが由利姫塚(百合姫之祠)である。かつては別の場所に建っていたが近年になって根崎陣屋跡に移されている。
 根崎陣屋は1651年に根崎村が東端村から分離独立した時に築かれた。領主・松平正綱は小牧陣屋を本拠地としていたが、根崎村周辺の八ヶ村を支配するために新たに陣屋を置いたという。現在は丘に碑が残るのみである。

(全景)

(入り口。遺跡の丘と書いてある標札?があった)

(丘の途中に建つ陣屋跡の碑)

(丘の上に建つ百合姫之祠)

(祠の屋根。芸が細かい)

感想:由利姫の遺品が安城市内のお寺に安置されているのですが、近所の方に聞いたのにお寺の名前を忘れました。


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