大高城(桶狭間の戦い関連の城)

住所:名古屋市緑区大高町城山

 大高城は永正年間(1504~1521年)に花井備中守によって築城された。天文年間(1532~1555年)には水野忠氏の居城となる。水野氏は当初、今川氏に属していたが、途中で織田氏に寝返ったために、1559年に城を落とされて再び今川氏の手に戻った。これに対して織田氏はすぐ近くの丸根・鷲津砦を築いて兵糧攻めにしている。
 その包囲をくぐり抜けて兵糧を大高城に入れたのが徳川家康で、そのまま城を守備をしたが、1560年の桶狭間の戦いで今川氏が敗北。家康が岡崎城に引き上げたため廃城となった。
 昭和13年に国の史跡に指定されている。

(大高城跡の碑)

(大高城本丸)

(大高城から南東方向を望む)

感想:この周辺は道が狭く車で行くのは困難です。駐車場もないため、JR大高駅周辺の駐車場に駐めて歩いて行くのがいいかと思います。


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