若武者の未来

 和議が成立した後、真田幸村は武田の旧臣・原貞胤を招き酒宴を開いた。最初は旧交を暖めていた二人であったが、酔いが回り二人っきりになった時、幸村が
「和議は一時のことで再び戦になるのは間違いないでしょう。それで討ち死にするのは武士の習いとはいえ、息子・幸昌が浪人のまま14歳で命を落とすのは不憫でならない」
 と涙ながらに語った。

感想など
Mr.Dateさん・・・いくら名将幸村でも、息子の将来を案じるなど、意外な面も見えたのでよいと思いました。

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