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覚悟の二人
「自分は保科正貞という者です」 と名乗った。正貞は保科正光の弟だったが、兄の勘気を蒙り、忍んでここまで来ていたのだ。そして忠朝にあることを依頼した。 「陣場を借りたい」 忠朝は馬から降りて正貞と対面。 「簡単なことですが、いろんな事情があるので、他の陣場を借りてください」 しかし正貞は諦めず何度も頼み込んだ。 「あなたの覚悟を知っているからこそ陣所を借りたい」 忠朝は断りきれず、足軽10人と武具や鞍を添えて渡している。(『難波戦記』) Copyright (C) 2003 Tikugogawa. |
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