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食事の作法
盛親は、勤番の中で物分りが良さそうな者を呼んで、涙ながらに語った。 「昔から名のある大将が運悪くこのような目に会う事例は多い。だから恥だとはさらさら思っていない。しかしおのれらごとき下郎の食べる物を出すとはあまりの仕打ちだ。早く首を刎ねてくれ」 その時、井伊直孝がその場を通り過ぎて、これを聞き、勤番を呼んで大いに叱った後 「縄を解いて座敷に入れて食事を振舞うように台所に伝えろ」 と命令した。その後、盛親は直孝のはからいで座敷に招かれ食事を出された時に、そのことを知り、彼の思いやりを知って感動し喜んでいる。(『兵家茶話』) 管理人・・・『盛親の男振りは見事だった。さすが元一城の主の気品だ。最後まで臆した様子もなかった』という言葉で締められています。 Copyright (C) 2003 Tikugogawa. |
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