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真田の家風
「今度は当家も手柄を立てました」 しかし信之はその書状に目を通さずに尋ねた。 「根津主水は討死か」 「その通りです」 「蜷川左内はどうだ」 「左内も討死です」 そこで六太夫は尋ねられる前に 「信吉様と信政様は御兄弟で戦で手傷も負われませんでした」 と言うと、その場に居合わせている者が無事を喜んだ。しかし内室が何を思ったのか信之に言った。 「兄弟の内、一人討死したらなお良かったのに」 「その通りだ。しかしながら父・本多忠勝殿の血を出される」 信之は笑って答えている。(『続武家閉談』) 管理人・・・信之の最後の言葉ですが、原文では『左様ぞ。然り乍ら父中書の流を出し召さる』となっており、あっているかどうか自信がありません。 UPDATE 2005年6月1日Copyright (C) 2005 Tikugogawa. |
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