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今生の別れ
しかし板倉勝重が『落人の中に5〜10歳の子供がいれば連れてくるように』とお触れを出したため、材木屋は国松を連れて奉行所に行った。そこに国松を知っていた者がおり 「これこそ秀頼の息子だ」 と言ったため、引き渡しを迫られた。材木屋の主人は青ざめて名残惜しく思ったがどうすることも出来なかった。主人には咎めがなかったので、泣く泣く家に帰り妻に事情を説明した。 「我が子が亡くなっていたところに養子が来て、成長を楽しみにしていたのに、こんなことになるとは・・・」 妻と主人は共に涙した。(『難波戦記』) Copyright (C) 2003 Tikugogawa. |
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