入札

 天王寺・岡山での最終決戦で徳川軍の旗本衆が崩れたのを徳川秀忠が怒り、後日になって臆病な人達の名前を投票させるように命じた。さまざまな人が『誰々が臆病だった』と投票し、それを元に江戸で裁きが行われることになった。日取りも決まったため、旗本達は手に汗を握って気にしていると、徳川家康の命令で投票用紙が焼き捨てられて、裁きは中止になった。(『山本豊久私記』)

管理人・・・この後に続く文章は『(家康が)名将なる故なり』となっています。ちなみにタイトルの入札は『いれふだ』と読み、投票のことです。

UPDATE 2005年7月1日
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