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蜂須賀家の去就
「杖一本で大坂に篭って豊臣秀頼公に付く」 「大坂に篭城されるなら、国中の侍を残さず引き連れてなら役にも立ちましょう。しかし一人で行かれても何の役にも立たないではないですか。もし本当に行かれるなら私は切腹します」 至鎮は必死の覚悟で止めた。しかし家政の考えは変わらない。 「このような時に親子が分かれることは昔も今も例が多い。私が行くと言っても切腹はするな。家臣のことはお前が今の当主なので考えて決めろ」 だがやはり至鎮が切腹すると言い張るため、家政は大坂に行くのは諦めて 「蜂須賀家の心象をよくするために駿府に行く」 と言い残し、家康のいる駿府城に向かった。(『推察記』) Copyright (C) 2005 Tikugogawa. |
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