磯野行信

(いそのゆきのぶ)

生没年:?〜1619年/ 身分:藤堂家の家臣/ 官位(通称、号):右近

大溝城
父・員昌の居城だった滋賀県高島市勝野にある大溝城

 藤堂高虎の旧主で浅井長政の家臣だった磯野員昌の次男。行信は石田三成に仕えていたが、石田家が関ヶ原の戦いに敗れ改易になったため近江に隠遁した。
 それを知った高虎は行信を招こうとしたがこれを断る。だが再三の招きに断りきれず結局1千石で高虎の家臣となった。大坂両陣に従軍し夏の陣では旗奉行を務める。1619年死亡。

参考文献:藤堂高虎家臣辞典・戦国人名事典 コンパクト版

UPDATE 2002年7月8日
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