李真栄

(りしんえい)

生没年:1571〜?年/ 身分:大坂の住民/ 官位(通称、号):?

李真栄の墓
和歌山県和歌山市道場町1−1の海善寺にある真栄の墓

 朝鮮に生まれる。1593年に朝鮮出兵で来ていた日本軍に連行され大坂に住む。そこに紀伊西松江村の西右衛門が来て紀伊に連れて帰り、海善寺の西養が貰い受けた。その後、また大坂に戻るが、大坂の陣が起こったためそれを避けて和歌山に戻り、紀伊有田郡の宮崎三郎右衛門の娘と結婚する。
 1626年に徳川頼宣に仕え切米30石を与えられて、毎晩講釈を行った。

管理人・・・真栄と息子・梅渓はネットで調べると和歌山ではかなりの有名人みたいです。この二人を讃えた碑が和歌山市岡町の岡公園に建っているそうです。あと講釈をしたってことですが、多分漢文とか儒教とか教えていたのでしょう。

参考文献三百藩家臣人名事典

UPDATE 2005年5月5日
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