梅津政景

(うめづまさかげ)

生没年:1581〜1633年/ 身分:佐竹家の家臣/ 官位(通称、号):主馬

 梅津道金の息子として下野宇都宮に生まれた。梅津憲忠の弟。父が浪人となったので常陸太田に移って佐竹義宣の家臣となる。佐竹家の久保田減封に従い、そこでは銀山や惣山奉行を歴任した。大坂夏の陣に従軍する。憲忠が亡くなると家老と町奉行をかねた。1633年に義宣の後を追うように死亡する。
 彼の残した記録『梅津政景日記』は久保田佐竹家初期の行政や生活を知る貴重な史料として現代に伝わっている。

参考文献戦国人名事典 コンパクト版

UPDATE 2003年11月22日
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