松平成重

(まつだいらなりしげ)

生没年:1594〜1633年/ 身分:下野板橋1万石の大名/ 官位(通称、号):左近将監

丹波亀山城
松平成重が城主だった京都府亀岡市荒塚南にある丹波亀山城

 松平一生の長男。1604年に一生が亡くなると下野板橋1万石を継ぐ。1614年に安房の里見忠義が改易されると城を受け取り破却した。大坂冬の陣では小田原城二の丸を守備する。大坂夏の陣には従軍し天王寺・岡山での最終決戦では首級12を獲た。
 1617年に三河西尾2万石に移封される。1621年に2千石を加増され丹波亀山2万2千石に移封された。1626年に8月に徳川秀忠・家光の上洛に供奉する。1633年9月16日死亡。法名・見樹院殿覚誉円徹大居士。深川の法禅寺に葬られたが、のちに小石川伝通院に改葬された。

管理人・・・父・一生は徳川家の一族で、関ヶ原の戦い後の佐竹氏残党の鎮圧などで活躍しています。

参考文献三百藩藩主人名事典

UPDATE 2004年4月5日
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