土方雄重

(ひじかたかつしげ)

生没年:1592〜1628年/ 身分:下総多古1万5千石の大名/ 官位(通称、号):掃部頭

 土方雄久の次男。母は長野藤重の娘。1608年に父が死亡すると長兄の雄氏が伊勢菰野の大名としてすでに独立していたので遺領の下総多古(田子)1万5千石を継いだ。大坂の両陣に従軍し夏の陣では酒井忠世に属して天王寺・岡山での最終決戦では首級8つを挙げる功を上げ、陸奥菊多郡1万石と能登の四郡1万石に移封される。1626年に徳川家光の上洛に従った。1628年12月に死亡。法名・雪江了寒。大阪府貝塚市の青松寺に葬られた。

参考文献三百藩藩主人名事典戦国大名諸家譜

UPDATE 2004年2月19日
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