寺西利之

(てらにしとしゆき)

生没年:?〜1646年/ 身分:浅野家の家臣/ 官位(通称、号):将監

 寺西之政の息子。浅野長政の馬廻として200石で仕えた。大坂冬の陣では病み上がりの父に代わって従軍したが、熊野地方で一揆が起こったため熊沢直勝と共に戻り鎮圧した(紀州一揆)。翌年も和泉で在陣していた時に、日高・名草一揆が起きたため本国に帰り父と共に鎮圧して再び本隊に戻った。
 1620年に父が隠居すると1500石を継いだ。その後順調に出世し最終的には2500石の領主となった。1646年に死亡した。

参考文献:和歌山県史、ほか

UPDATE 2003年3月10日
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