第33章:新しい土佐の国主(1600〜1614年)

 1600年11月、長宗我部盛親に替わって遠江掛川城主・山内一豊が土佐を与えられる。上級家臣は藤堂高虎など他家に仕える者も多かったが、一領具足は庄屋や郷士、あるいは帰農して土佐に残っている。
 一方、京都に蟄居した盛親は京都所司代の監視下に置かれながら長宗我部家再興のため、旧臣らとやり取りしていたが望みが叶うことなく時だけが過ぎていった。

UPDATE 2012年7月31日
Copyright (C) 2012 Tikugonokami.