第20章:秀吉との交渉決裂(1585年)

 1585年3月、豊臣秀吉は紀伊に攻め込み根来・雑賀衆や高野山を降した。この頃、毛利輝元と秀吉の領土問題は一段落ついており、中四国・近畿の中で長宗我部元親だけが完全に孤立していた。
 ここにいたって元親は秀吉への臣従を決意。阿波・讃岐を放棄する代わりに伊予の支配地域と土佐だけは領有を認めてもらおうとした。秀吉もこの条件で一度は了承したが小早川骭iが伊予一国の賜ることに拘り交渉は決裂。四国征伐が始まる。

UPDATE 2012年7月3日
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