十河存之(1546〜1586年)

官位・通称:隼人祐
 十河一在の庶子で家臣・十河壱岐守の養子となる。本家を継いだ十河存保を助け度々功があったという。十河城を預かり、1582年に香川親和が城を攻撃した際、一度は撃退に成功している。しかし1584年に親和の軍と合流した長宗我部元親に大軍で包囲されると、打つ手が無く兵糧不足に陥り開城した。
 四国征伐後、存保が十河城主に返り咲くと存之も十河城に戻ったが、翌年の戸次川の戦いで戦死する。

香川県高松市十川東町にある十河城跡(称念寺)
十河城跡
UPDATE 2011年11月24日
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