前田宗清(生没年不詳)

官位・通称:甚之丞
 通り名は前田甚之丞。十河存之の家臣。讃岐前田城主。六尺の堀を越える身軽な男で、弓を撃たせれば百発百中の名人だった。1582年、香川親和に城を落とされ十河城に撤退している。
 十河城が包囲されると盗賊を指揮して親和の陣に潜り込み、兵糧・旗指物・鉄砲を奪い取って敵を悩ませた。その後、親和の暗殺を企てるが失敗している。十河軍が食糧難に陥ると今度は周辺の民家や城を襲い食料などを奪い取った。1583年3月27年に亡くなる。

香川県高松市前田西町にある讃岐前田城
讃岐前田城
UPDATE 2011年12月1日
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