佐竹親辰（１５６２〜？年）

官位・通称：兵部少輔・袋庵・己閑斎
　義直の子。１５８１年頃に家督を譲られる。戸次川の戦いに従軍した際、家臣５人を失った。長宗我部盛親の改易が決まった際、佐竹家中の者に
「井伊家の使者に従って浦戸から退去するように」
　と命じている。その後、和泉堺に去って一説には寺子屋の師匠になったといわれている。没年は不明だが、堺で亡くなったという。
　当時の土佐を代表する能書家の一人であった。

UPDATE　２０１２年６月２７日
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