大龍山総泉寺(池田由之の供養塔)

●大龍山総泉寺
住所:鳥取県米子市愛宕町38

 曹洞宗。1607年、米子城主・中村一忠が母の菩提を弔うため建立した。中村氏が改易された後も米子城主となった加藤貞泰や鳥取藩主・池田家の崇敬を受け、1662年には伯耆六郡の曹洞宗をまとめる僧録所に定められる。1862年、伽藍が再建された。
 鳥取藩士など米子に所縁のある人物の墓が多数ある。

(入り口。駐車場は左手にある)

(総門)

(本堂)

(鐘楼と観音像)

(六地蔵)

(池田元助の息子、由之と元嗣の供養塔。旧供養塔の風化が激しかったため2009年に再建された)

(供養塔の後ろにあった墓。池田出羽守(由之)・池田四郎兵衛と刻んであったが、これが旧供養塔だろうか)

(江戸時代初期、竹島に渡海し海産物を持ち帰った大谷甚吉の墓)

感想:ここは米子騒動の際、中村氏の救援に駆け付けた出雲国主の堀尾吉晴・忠氏が陣を敷いたそうです。
  歴史についての詳しいことは『山陰の戦国史跡を歩く 鳥取編』を参考にしてください。




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