法界山大蓮寺(脇屋義助の墓、淀屋の墓)

●法界山大蓮寺
住所:鳥取県倉吉市新町1丁目2411
駐車場:あり

 浄土宗。養老年間(717~723年)の創建と伝わる。天正19(1591)年、現在地に移転された。正保4(1647)年、倉吉市の上小鴨地区に居住していた鋳物師齋江氏が当寺の梵鐘を鋳造する。齋江氏は朝廷に鉄製品を献上するほどの名家だった。寛延3(1750)年の火災で伽藍が焼失している。昭和17(1942)年に傷んだ本堂を取り壊して放置していたが、昭和31(1955)年に鉄筋コンクリートで再建された。

(山門)

(1955年に再建された本堂)

(淀屋清兵衛の墓。淀屋は大坂の豪商だったが幕府により財産を没収され大坂を追放される。しかし番頭・牧田仁右衛門が暖簾分けされて倉吉に戻って密かに機会を伺い、やがて子孫が淀屋清兵衛と名乗り再興している)

(新田義貞の弟・脇屋義助の墓。伯耆を治めた山名氏が新田氏の庶流だったため後年に建てた供養塔だと思われる)

感想:陣屋町の一角に建つため道は狭いですが駐車場はあります。ですが、近くにある大きな駐車場に駐めてゆっくりと白壁土蔵の街並みを楽しむのが良いと思います。




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