山陰・山陽2500キロ史跡巡りの旅(3日目その1:大山寺・大山カラス天狗)

 平成18年8月14日(月)、実家で朝を迎える。でも、本日も史跡に行くことにした。最初は大山寺。子供の頃、たいまつ行列に参加したりなど、何度か行ったことがあったが、大人になってからはまったく・・・。それにどんなところかも忘れていたので。
 この日も晴れていたのだが、山に近づくにつれ雲行きが怪しくなっていく。まあ山だから仕方ないよね。
 駐車場に停めて、参道を通り、大山寺に着く。昔、ここは高野山や比叡山に匹敵するほどの霊山で、たくさんの寺院もあったのだが、今はわずかな寺社が残るのみ。

(大山寺本堂)

 それからそのさらに上にある大神山神社に向かう。この辺りから人が少なくなっていく。登るのが面倒くさいからだろうね。そんなこんなで到着。

(大神山神社)

 これで大山寺周辺は終了なので、戻ろうとした時、途中の左方向に「金門はこちら」という標識が・・・。よく分からなかったが、そちらに行ってみる。
 どうも切り立つ崖が両方にあるので、それを門に見立てているらしい。でも、どれが金門かはっきりと分からんかった。

(金門周辺。ちなみに下に流れている川のところが賽の河原。ここには幼い子を亡くした親が建てた石の塔がありました。ここを渡るとやはり死ぬんでしょうか・・・)

 車に戻って下界に降りるとやはり晴れてきた。そんな中見えてきたのが、天狗の像。なんだあれ!?と思って、ちょっと寄って写真撮影。

(大山カラス天狗。結構でかい)

 平成9年には出来ていたらしい・・・。全然気がつかなかった。
 次は下界降りたところにあった末吉城。山中鹿之助が吉川元春に破れて捕らえられた城。近くに尼子軍への使者として行ったが帰りに不意打ちを食らって無くなった地元の豪族・美甘与一右衛門を供養する美甘塚が加わってリニューアルオープンしていた。

(美甘塚)



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