住所:滋賀県近江八幡市長命寺町157
西国三十三所観音霊場・第三十一番札所。長命寺山(標高333メートル)の8合目(標高250メートル)に建つ。聖徳太子の創建で、836年に頼智が再興している。近江守護・佐々木定綱が戦死した父・秀義を弔うため本堂などを建立したが1516年の兵火で焼失。現在の伽藍はその後に再建されたものである。
(駐車場にある碑。麓から808段ある石段を登ってくるのが正規のルートだが、真夏にそんな元気はなかったので車で登ってきた。いや、真夏以外でも車で来たと思うけど・・・)
(1593年前後に再建されたという三重塔。最初、1320年に建てられた際に六角時信が馬を寄進している)
(太郎坊権現祠の拝殿。当山にいた善門坊が仏法護持のため魔王の形を現した。そこで祠を建てて太郎坊権現を勧請したという。伽藍も良いが、この辺りにある巨石も一見の価値有り)
(1524年に再建された本堂。国の重要文化財に指定されている。ちなみに護摩堂や三重塔、鐘楼も重要文化財)
感想:公共交通機関だと行くのが大変ですが、時間をかけてでも行く価値がある寺だと思います。