静岡県東部史跡巡り2011(2日目後半:沼津市・三島市)

22.対面石・・・駿東郡清水町八幡39。八幡神社の境内にある。1180年、源頼朝と奥州の平泉から駆け付けた義経が対面した際に腰掛けた石と伝わっている。

(拝殿。自動ドアになっており人が近づくと本殿側が見られる。自動ドアのある神社なんて初めて見たよ・・・)

(拝殿の中)

(対面石)


23.千本浜の首塚・・・沼津市本。本光寺の横に建つ。1580年、北条氏政と武田勝頼が戦った千本浜古戦場に建つ首塚。1900年に暴風雨で倒れた松の下から200体もの人骨が発見され、1954年の調査によって戦国時代当時の人骨と確認された。
感想:住宅街の一角にあるため、周辺に車を停めるところが無くて困っていたが、近くの千本浜公園に駐車場が完備してあった。考えれば当たり前のことだった。少し歩きますが、ここに停めるのが安全です。

(千本浜の首塚)

(駿河湾。この海でも両軍の水軍が戦ったらしい)

(人骨が発見された千本浜公園)

24.妙伝寺・・・沼津市東間門3丁目4ー4。日蓮宗。1604年の創建。三枚橋城主・大久保忠佐が菩提寺と定めた。大久保家に所縁の品が所蔵されている。

(山門)

(三河武士・大久保忠佐の墓。山門の横に建つ)

25.六代松碑・・・沼津市東間門3丁目。平維盛の子・六代(平清盛の曾孫)は平家の滅亡後に捕らえられこの地で処刑されそうになったが、文覚上人の懇願したため助けられる。だが、のちに文覚の謀叛に連座し相模で処刑されたため、従者が六代の首を松の根本に埋めている。19世紀初めに松が枯れてしまったため、これを惜しんだ人々によって1842年に碑が建てられた。
感想:妙伝寺の周辺をうろうろしていたらたまたま見つけた。


26.興国寺城・・・沼津市根古屋字古白。伊豆・駿河・甲斐を結ぶ要衝にある城。北条早雲が最初に城主となった城として知られる。早雲が伊豆に移った後はしばらく今川氏の城だったが、義元の死後、北条氏・武田氏の激しい争奪戦の舞台となり、武田家滅亡後は徳川家康の城となる。家康が関東に移封されると中村一氏の家臣が城主となるが、関ヶ原の戦い後は徳川家の手に戻り家臣・天野康景が城主となった。しかし康景が逐電したため廃城となる。
感想:現在、整備計画中らしいが、進んでいる様子が無い・・・。

(本丸)

(天野康景と北条早雲の碑)

(空堀)

(石火矢台。見た限りだと整備は途中で止まっている感じだ)


27.三島大社・・・三島市大宮町2-1。伊豆一宮。創建された年代は不明。源頼朝が源氏再興を祈願した。南北朝時代には足利尊氏が戦勝祈願をしている。

(鳥居)

(源頼朝旗揚げの碑)

(源頼朝・北条政子腰掛け石)

(神門)

(社殿)


 これてに本日は終了。三島駅前のホテルにチェックインし食事をする。

(三島コロッケ。美味しかったけど特別なところは無かった)

本日の感想:土地柄仕方がないけど鎌倉時代の史跡ばかりになってしまった。探せば戦国関係をもっと廻れたけど、そこまで思い入れのある武将もいなかったので観光に徹した。

写真の提供についてはこちらをクリック


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA