2012年遠江お墓巡り(その1:井上正就の墓)

 2012年2月25日、さのすけさんと一緒に静岡県のお墓巡りに行って来た。今回も『静岡戦国武将巡り』を参考にして回った。この本があると静岡の史跡巡りの幅が広がって良い・・・。
 8時に集合して静岡県に向かう。

1.本源寺・・・掛川市西大渕5431。日蓮宗。遠江横須賀城主・井上正就の菩提を弔うため、息子・正利が1628年に建立。大久保氏の菩提寺・長福寺(愛知県岡崎市)に隠居していた日賢が、大久保彦左衛門の口添えで本源寺の住職となる。1662年頃に現在地に移転された。
感想:大須賀町(現・掛川市)の建てた説明版に「観光の寺ではありません。手を合わせてお参りしましょう」と書いてあった。当然のことだが、節度を守って参拝しましょうってことなんでしょう。

(山門。横須賀城の搦手門を移築したと伝わる)

(山門の横に建つ井上氏の墓塔。井上氏歴代城主の供養塔?)

(境内に立つ稲荷神社。後醍醐天皇の孫(護良親王の次男)を葬った場所といわれる)

(本堂)

(江戸幕府初期の老中・井上正就の墓。豊島信満が、正就の息子と大坂町奉行・島田直時の娘との縁組を仲介したが、春日局が出羽山形城主・鳥居忠政の娘と縁組をするように命じたため破談してしまう。面目が丸つぶれとなった信満は、江戸城西の丸で正就を斬りつけ殺害している)

(井上正就の墓その2)




写真の提供についてはこちらをクリック




2012年遠江お墓巡り(その1:井上正就の墓)」への2件のフィードバック

  1. >さのすけさん

    昨日は一日予定がありませんでしたから^^;

    十津川村の辺りって南北朝関係の史跡が多そうですね。
    戦国関係もあったような。
    一度は行ってみたいのですが、遠いです・・・。

  2. お疲れ様です。
    ブログアップ、早いですね。
    ここで、僕は護良親王という名前に
    反応しました。
    以前、十津川村の谷瀬の吊橋に行ったときに
    この吊橋を渡って、少し歩くと、
    護良親王の御殿跡があった事を
    思い出したのです。
    十津川郷に身を潜めていた親王を
    十津川の人が仮の御殿を建てて、
    お守りしたという事です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA