ようやく飯南町に到着。とにかく遠かった…。取りあえず史跡の情報を手に入れるため道の駅に行く。ここでお隣の広島県三次市と「みよしっていいなん」というキャンペーンをしていることを知る。そりゃ山陰側から行ったら遠いはずだわ…。山陽側からも遠いだろうけど。
駅で全体の観光マップを見つけたが、これは置いているもので配っていないとのこと。「何とかならないですか」とお願いしたところコピーしていただいたので、お礼に塩羊羹を買った。余計なお世話かもしれませんが、このマップは観光客用に刷っておいた方がいいですよ…。
・赤穴瀬戸山城・・・島根県飯石郡飯南町下赤名。出雲・備後・石見の国境にある要衝であった。1377年、佐波常連が築城したと伝わる。佐波氏はその後、赤名姓を名乗り、出雲国内で尼子氏が台頭してくると従った。1542年、大内義隆が出雲を攻めた際、最終的には落城したものの二ヶ月もの間大内軍を足止めし消耗させ尼子軍を勝利に導いている。1562年に毛利元就が出雲を攻めた際も籠城するが降伏し元就に従った。関ヶ原の戦い後、堀尾吉晴が出雲の国主となると家臣の松田吉久が入るが、一国一城令で廃城になっている。
(松田左近将監吉久の墓。福島正則の酒呑み仲間として有名だそうだ。正則が隣の広島県に移封されたので、酒を飲みに広島まで行った…ということは無いか。畿内であった時に飲んだくらいだろう)
感想:時間が無かったため東郭群などは見られませんでした。
城を下ると町内の散策をする。
・蓮光寺・・・島根県飯石郡飯南町下赤名665。浄土真宗。創建年代は不明である。石垣の石は赤穴瀬戸山城の攻防戦で城から落とされたものだと伝わっている。