平成21年8月22日(土)、所用で大阪に行った。3年ぶりかな? 史跡巡りがメインじゃなかったけど、せっかくだから・・・と時間の許す限り廻ってみた。
1.八尾城・・・大阪府八尾市本町7にある。南北朝時代に築城された城で、戦国時代には池田教正となっている。教正が移封されると廃城となった。一説には大坂夏の陣の八尾の戦いで遺構が利用されたと言われている。
二説あるらしいが、八尾神社の方に行った。当たり前ですが前と変わっていませんでした。
2.常光寺・・・大阪府八尾市本町5丁目8ー1にある。行基の創建。南北朝時代に焼失したが、その後再建された。境内には八尾の戦いで戦死した藤堂家武将の墓、長宗我部家の兵の首実検で使用した際の板を天井に上げた血天井がある。
最近は訪れる方も増えたらしい。
3.長宗我部盛親物見の松・・・八尾市久宝寺2-2-23にある。八尾の戦いで長宗我部盛親隊が物見をした松があったと言われている。
ここも前と一緒やねえ・・・。
4.長瀬川・・・八尾市内を流れる川。八尾の戦いで長宗我部の隊が陣を構えたと言われている。
ここも・・・前と一緒やねえ・・・。
5.真観寺・・・八尾市北亀井町2丁目にある。臨済宗派の寺。常光寺とは兄弟寺である(どう兄弟なのか不明)。大坂夏の陣で伽藍が焼失した。戦国時代中期を代表する武将・三好長慶、長慶の家督を継いだ義継の墓がある。長慶の葬儀もここで行なわれた。
物見の松から歩いたので遠かった。しかも暑いし・・・。長慶の墓は畿内を支配した人物にしてはこぢんまりしたものだった。
八尾市はこれでお終い。続いて天王寺に移動した。
6.安居神社・・・大阪市天王寺区逢坂1-3にある。大坂夏の陣で奮戦し力尽きた真田幸村がここで討たれたと伝えられている。
諸事情があってゆっくり出来ず、さっさと去った。
7.一心寺・・・大阪市天王寺区逢阪2丁目8-69にある。大坂夏の陣の激戦地となった場所。毛利勝永に討たれた本多忠勝の次男・忠朝の墓がある。酒封じの神として有名。
今回は祈っておられる方はおられなかった。相変わらずでかい。でも、今回はデジカメが広角に強いから近くでも全体が撮れるのさ~。前回はデジカメを縦にしないと入らなかったTT
まだ陽が高かったけど、これにて終了。本来の用事を済ますために、大阪駅方面に向かった。
感想:久しぶりに行ったけど、特に変わったことはなかった。常光寺に訪れる人が増えたっていう話を聞いたくらい? 安居神社も増えたんだろうけど、あそこは前から人気があるしねえ。