雲洞庵(上杉景勝・直江兼続所縁の寺)

住所:新潟県南魚沼市雲洞660

 曹洞宗。養老年間(717~724年)、藤原不比等の息子・房前が創建。その後、衰退したが1420年に関東管領・上杉憲実が房前の後裔という縁で中興した。上杉景勝直江兼続が当寺で学んだことは良く知られている。

(黒門。60年に一度作り直すのが慣例となっている)

(赤門。勅許を得て作られたもので、昔は皇室の関係者や大名など高貴な身分のものしか通れなかった。一般の者は年に一度の大般若会の時だけ通れたという)

(これは冬の赤門)

(参道。石畳の下に法華経を一石一字ずつ記した小石が埋めてあり、石畳を踏むことで経典の教えが身につき罪業消滅、万福多幸のご利益があるという。そこからこの地域では「雲洞庵の土踏んだか」と言い習わされるようになった)

(冬の参道。長靴に雪が入るくらい積もっており、直接石畳を踏むのは無理だった)

(1701年に建立された鐘楼。鐘は太平洋戦争の際に供出されたが1959年に再鋳造された)

(本堂。1429年に上杉憲実によって創建され、1707年に再建された)

(冬の本堂)

感想:宝物館には謙信・景勝・兼継所縁の品や書状などが展示してありました。
 ここは冬に行った時は本当に大変だった…。その時の様子は「中越・上越地方史跡巡り2008(2日目)」に載せていますので、ご覧下さい。


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