住所:三重県伊勢市岡本2丁目10ー80
真言宗。天平年間(729~749年)、行基によって伊勢市前山町に創建されたと伝わるが、実際は平安時代中期ではないかと考えられている。建長年間(1249~1256年)、伊勢市大世古に移転した。1670年の山田大火は免れたが、外宮に近いという理由で山田奉行が現在地に移転させている。
最盛期は20以上の塔頭があったが次第に衰退し、神仏分離令後は護摩堂だった威徳院に本尊を仮安置している。
寺宝に木造薬師如来坐像、木造十一面観音立像、木造愛染明王坐像、陶経筒がある。
感想:7月7日に行われる柴灯大護摩は日本三大護摩の一つだそうです。