若狭・丹後史跡巡り2008(2日目その2:田辺城・足利尊氏の墓)

 続いて福井県を出て京都府舞鶴市に到着。舞鶴市と言えば田辺城。関ヶ原の戦いでここに籠もった細川藤孝と西軍が攻防戦を繰り広げたのはあまりにも有名である。現在は公園となっており、復元された門・櫓と天守台跡があるだけ。
 市の駐車場に車を停めると、資料館のある櫓に行く・・・が月曜日で休館。仕方がないか、と一通り公園を散策した後、桜祭り(?)の準備で忙しそうだった田辺城を去った。

(田辺城)

 そこからちょっと離れた綾部市まで車を走らせる。2年ほど前の山陰・山陽2500キロの旅(1日目:亀岡~篠山~和田山編)の際に行くつもりだったが、時間の都合で割愛した土地である。
 綾部市の最初に向かったのが、安国寺。戦国時代とは関係はないが、足利尊氏誕生の地ということで。

(左から足利尊氏の母、中央が尊氏、右が尊氏の妻の墓。ここで月曜日にも関わらず団体さんが来られていて住職さんに説明を受けていた)

 そこから更に南下して山家陣屋に向かう。ここが場所が分からず、綾部市広瀬町周辺を車でぐるぐる廻っていたが埒があかず、仕方なく交番に行くとお巡りさんが不在・・・TT どうしようかと思っていたら、近所の人が交番に来られて「何しているんだ」と聞かれたので、山家陣屋に行きたいと説明すると、連れて行ってくださるとのこと。お言葉に甘えてその方の車について行き、無事に着くことが出来た。
 陣屋(現地の案内板では山家城)は特に何もなく、門と神社があるだけ。さっと撮影して終了。

(山家陣屋)

 これにて本日の予定は終了。まだ16時過ぎだったが、行けるところもないので、そのままホテルが取ってある京丹後市に向かうことにした。高速も使えたけど、時間もあるし、のんびり行こうと思い、カーナビに下道優先で選択させ、いざ出発。
 そうしたら予想通り、カーブ連続の山道に案内され、素敵なドライブを楽しむことが出来た。途中、大江山というところを走っていたらやたらと鬼の像が目につくので何かと思ったら、どうやら酒呑童子と縁の深い土地で『大江山酒呑童子の里』なるものもあるらしい(すごい山奥で人が来ているのかが、疑問だが・・・)。
 そして17時半頃には京丹後市のホテルに到着。食事をしてやっぱり21時には寝た。

感想:一日中、雨だと聞いていたのでテンションが下がっていたが、途中で晴れて一安心。この日は史跡よりも高浜城周辺の綺麗な海岸が一番印象に残った。さすが日本海、海が綺麗だな・・・。

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