土佐国分寺(長宗我部元親再建の寺)

住所:高知県南国市国分546

 四国八十八ヶ所霊場第29番札所。真言宗智山派。741年、聖武天皇の勅願で行基が創建したのが始まり。815年頃に空海が毘沙門天像を奥の院に安置している。戦国時代に兵火で焼失したが、1558年に長宗我部国親元親父子の庇護を受け金堂を再建した。江戸時代には山内忠義が造営修築を行なっている。

(仁王門。1655年に忠義が寄進した)

(鐘楼。梵鐘は国の重要文化財に指定されている)

(元親らが再建した金堂。柿葺と平安時代の建物を模した寄棟造りが特徴で、国の重要文化財に指定されている)

(酒断地蔵尊。禁酒だけでなく何か一つ願いを叶えてくれるという)

(1805年に山内豊策が再建した大師堂)

(光明堂)

(庭園)

(行基を祀る開山堂)

(土佐にあった二十一社を国府の所在地である当地に勧請した総社)

感想:酒断地蔵尊の場所をお寺の方に尋ねた時に「禁酒なんかしなくても、ちょっとくらいなら飲んでもいいんじゃないですか」と言われたのが印象に残っています。お酒のない高知なんて高知じゃないですもんね…。




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