姫野々城(津野氏の居城)

●姫野々城
住所:高知県高岡郡津野町姫野々
駐車場:白雲神社の駐車場を利用

 創建年代は不明だが、延喜13(913)年(もしくは元仁元(1224)年)に伊予から高岡郡檮原に来た津野氏の居城だった。津野氏は次第に高岡郡全体に勢力を伸ばしたが、永正14(1517)年、土佐一条氏との戦いに敗れその傘下となる。永禄12(1569)年、安芸国虎を滅ぼした長宗我部元親が西進すると当主・勝興は元親と仁淀川で戦うが敗れ、元親の三男・親忠を養子として迎え家督を譲った。慶長5(1600)年の長宗我部家改易の頃に廃城になったと思われる。

(城の入口)
城の入口

(竪堀。この城の特徴と言えば畝状竪堀群である)
竪堀

(この辺りで皿やお椀が出土したと現地の案内版に書いてあった)
出土

(平場(曲輪)2)
平場(曲輪)2

(堀切)
堀切

(平場1)
平場1

(再び堀切)
堀切

(竪堀)
竪堀

(整備されて出来た遊歩道を歩くか、多少危険な城の遺構を歩くか道が選べたので、堀切を登って遺構側を進んだ)
遺構

(二の段に到着。ここで二つの道が合流していたと思う)
二の段

(二の段から見た姫野々地区の街並み)
姫野々地区

(詰の段。輸入された陶磁器などが出土されたという)
詰の段

感想:道は整備され遺構を示す看板が要所要所に立っており、初心者の自分にも見学しやすい城でした。


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