2012年四国史跡巡り(2日目その3:瓜生野城)

 ツアーから離脱した自分たちは町内の奥に向かう。途中、香川県民のうどん作りを支える早明浦ダム(いや、まあそれだけのためにある訳じゃないんだけど)を通り過ぎて更に奥へ。

11.本山氏足軽橋・・・高知県長岡郡本山町。汗見川にかつて架かっていたらしい。
感想:説明が無いので何なのか良く分からなかった。瓜生野に逃げた頃だろうか?

(かなり朽ちている看板)

(汗見川。この下の岩場に橋が架かっていたのだろうか)

12.瓜生野城・・・高知県長岡郡本山町瓜生野。長宗我部元親によって本山城からの撤退を余儀なくされた本山親茂は北側の瓜生野に拠点を移動させる。しかし瓜生野も攻撃され抗しきれないと悟った親茂は1569年頃に元親に降伏した。
感想:民家もないような道を走っていると、やがて瓜生野の集落に出る。この雰囲気だと元親が積極的に攻めたとは思えない。孤立無援となった親茂が抵抗は無意味だと思い降伏しただけなのだろう。

(瓜生野城跡。城と言うより砦という規模で、とてもここが本城だったとは思えない。まだはっきりしていないことも多いため、伝・瓜生野城跡と言った方が正しい)

(伝・瓜生野城跡にある祠)

13.願開船・・・高知県長岡郡本山町助藤。ここで疫病が流行した時、住人の志和九郎左衛門が出雲の方向に向かって大国主命に祈り続けたところ、病の流行が止まった。感謝した九郎左衛門は小さな船を吉野川に流すと、船は出雲大社近くの稲佐の浜に流れ着く。現在もその船は出雲大社の宝物殿に保存されている。
感想:宝物殿に行ったことがあるのだが気がつかなかった・・・。

(出雲大社 土佐分祠)

 これにて本日の史跡巡りはお終い。高知市内に戻って今日もみんなとお酒を飲んだ。まあ高知だし。高知だから・・・。

本日の感想:なかなか本山町をじっくり廻る機会がないので、とても有意義なツアーだった。
 飲み会の最後はウーロン茶にしたにも関わらず翌日がきつかった。お酒を飲むと熟睡出来ず飲まない時より疲れが取れないらしいからね。

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