2012年四国史跡巡り(1日目その2:清滝寺・津野正忠の墓)

3.清滝寺・・・高知県土佐市高岡町丁568-1。第35番札所。本尊は薬師如来。723年、行基が開山。空海が修行に訪れた際、金剛杖で突くと清水が湧き出て池が出来たため、それにちなんで清滝寺と改名された。ここで湧く清水が土佐和紙を漉くのに利用されたという。
感想:道が狭く離合出来ないところがあったので注意していても何度か対向車と正面衝突しかけた。危なかった・・・。 ちなみに境内まで車で行けます。というか境内しか車を置くところがない。

(仁王門。駐車場から少し降りたところにある)

(本堂)

(大師堂)

(滝)

(厄除け薬師如来立像。この下に胎内めぐりがあったのだが気がつかなかった)

(厄除け薬師如来立像の下にある津野正忠の供養碑。正忠は勝興の実子だったが長宗我部元親の三男・親忠が津野氏を継いだため、無住だった清滝寺に住居した。この供養碑は1799年の二百回忌に子孫らによって建てられたもの)

(清滝寺から土佐市内を望む)

 この近くに津野正忠の墓もあるはずなのだが詳しいことが分からず探していた。すると須崎から来られていた方から「境内で果物を売ってる方が詳しいみたいだよ」と教えてもらったので尋ねて見ると坂の途中に今でもご子孫の方がお住まいで、その近くに墓があるとのこと。詳しい場所を教えてもらった後に、お礼にミカンを買うと歩いて坂を下る。そうすると坂沿いに分かりやすい道標が・・・。

(道標)

(津野正忠の墓。荒れ果てていると思っていたが、今でもご子孫の方が大切にされているのか整備されていた。津野家は江戸時代もこの辺りでは名家で昔は津野家が市内に出るためだけの道があったのだとか)

(清滝寺と正忠の墓の間に建つ津野神社)




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