小田原城

住所:神奈川県小田原市栄町城内

 小田原城は15世紀中頃に大森氏が築いたと言われている。その後、北条早雲の手に落ち以来北条氏の居城となった。3代の氏康の頃には大規模な城郭となり上杉謙信・武田信玄の攻撃をはねのけている。1589年に豊臣家が攻めてくるのが濃厚になると、大規模な普請が行われ街をも囲む周囲10キロの大城郭となった。しかし翌年の小田原征伐では持久戦に持ち込まれ支城もすべて落とされたため、開城し北条氏は滅んだ。
 その後、徳川家康が関東に移封されると家臣の大久保氏が城主となった。しかし1614年に改易され、城も三の丸を中心に破壊された。寛永年間に稲葉氏が城主となった時に従来の土塁式から近世の石垣式に造り替えられた。元禄年間に地震でほとんどの建物が倒壊してしまうが、本丸御殿を除いて再建される。しかし天明年間の地震でまたも傾いてしまう。
 明治維新後、解体されるが、昭和35年に小田原施政20周年記念として復元され資料館となっている。

(天守閣)

(小田原駅にある北条早雲の像)

(旧小田原城の土塁)

(門)

感想:ここは駅から近いし良く復元されているので城にあまり興味ない方でも十分楽しめると思います。実際にこの日も家族連れの方が結構おられました。まあ動物などが目当てで城が目的ではないでしょうが^^;

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