石川県史跡巡り2009(2日目後半:富樫晴貞の墓・金沢城・宇喜多秀家と豪姫の供養塔)

20.天徳院・・・金沢市小立野4丁目4-4。徳川家康の孫で利常の正室・珠姫の菩提寺。お墓は野田山墓地にある。
感想:昭和初期の火災で山門のみが残ったらしが、その山門だけでも威光が偲ばれる。さすがは徳川家の血筋を引き、百万石の大名の妻となった方の菩提寺。

(山門)

(山門より本堂(?)を望む)

21.伝灯(傳燈)寺・・・金沢市伝燈寺町ハ179。織田信長に呼応して朝倉氏を攻めようとしたため、一向一揆勢に攻撃された富樫晴貞が自刃した寺。お寺には晴貞の位牌、近くに墓と供養塔がある。
感想:富樫氏といえば政親の代で終わっているような印象があるが、その後も存続していた。晴貞は守護としての権威をかなり回復していたようだが、一向一揆にはかなわなかったようだ。
 お墓はお寺とはちょっと離れた場所にあり、住職さんにご案内いただいた。お墓には「子孫の方がたまに来るだけでほとんど誰も来ない」とのこと。金沢に行ったら富樫さんのところにも訪れてみてください。

(富樫晴貞の墓と供養塔)

22.専光寺・・・金沢市本町2-3-40。1531年の「享禄の錯乱」までは権威を誇っていたが、一向一揆の台頭などで失墜。しかし江戸時代に入ってから復興し、北陸全域まで末寺を広げた。
感想:今、考えたら何で行ったのかよく分からん・・・。立派そうだったからかな?

(山門)

23.尾山神社・・・金沢市尾山町11-1。前田利家を祀る神社。
感想:神社の神門がなぜか洋式なのが気になった。国の重要文化財らしい。

(本堂と兜)

(鳥居と神門)

24.金沢城・・・金沢市丸の内1-1。加賀の一向一揆の拠点・尾山御坊の跡に建てられた城。一時期、佐久間盛政が城主だったが、賤ヶ岳の戦いで処刑されると、前田利家が入る。以後、明治維新まで前田家の居城となった。兼六園と並んで金沢市の観光名所である。
感想:疲れでぼ~っとしててあんまり覚えていない。とにかく歩いた。

(櫓)

(石垣)

(入り口)

25.藩老本多蔵品館・・・金沢市出羽町3-1。前田家の重臣・本多家の上屋敷があった場所。本多家伝来の武具などが展示してある。
感想:疲れたのでちょっとここで休憩した。

(蔵品館の外観。ここにも当然、天地人の旗がなびいていた)

26.大蓮寺・・・金沢市野町2丁目1-14。豪姫の位牌所。葬儀もここで執り行われた。豪姫と秀家の供養塔があるが近世になって建てられたもの。
感想:この近辺、むっちゃくちゃ渋滞してて、かなわんかった・・・。近くの犀川大橋が渋滞ポイントのようだ。

(宇喜多秀家と豪姫の供養塔)

 もっと廻ろうと予定を組んでいたけど時間切れと疲れのため、ここで終了。金沢市内ならまた来られるしね。
 金沢市でホテルが取れなかったので、休憩後にホテルを取った七尾市まで向かった。金沢市から結構距離があった・・・。

2日目の感想:天気が微妙。でも、暑い。気がついたら熱中症になりそうだった。
 七尾市と言えば・・・ということで明日はいよいよ北陸最大級の山城に行きます。

写真の提供についてはこちらをクリック


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA