2014年広島県史跡巡り(1日目その1:海蔵寺・洞雲寺)

 2014年10月4日(土)、お仕事で広島市に行って来ました。午後までに仕事を済ますと早速史跡巡り。

・海蔵寺・・・広島市西区田方1丁目1-3。曹洞宗。応永年間(1394~1428年)に創建された。戦国時代には毛利元就の家臣・児玉家の菩提寺となり、厳島の戦いでは毛利軍が陣を敷いている。1588年、毛利輝元が上洛の際に宿泊した。江戸時代になると東城浅野家の菩提寺となる。1864年、蛤御門の変が起きた際、広島藩の仲裁で幕府と長州藩の交渉が当寺で行われた。1945年、原爆が投下されると本堂が傾く被害を受けている。

(山門)

(2000年に修築された本堂。原爆投下の際には多くの市民が避難したという)

(東城浅野家歴代五輪墓)

(北条氏直の墓。何故ここにあるのかは分かりません)

(山中鹿之助の次女・盛江の墓)

(山門付近から見た広島市内)

感想:坂が急で道が狭い、という広島らしい場所にありました。


・洞雲寺・・・広島県廿日市市佐方1071ー1。曹洞宗。1487年、桜尾城主・藤原教親が藤原氏の菩提寺として創建した。藤原氏の滅亡後は、桜尾城に入った毛利家の家臣・桂元澄、元就の四男・元清が庇護している。寺宝に洞雲寺文書、洞雲寺本正法眼蔵などがある。

(山門)

(六地蔵)

(本堂)

(なでぼとけ)

(桂元澄夫妻の墓)

(毛利(穂井田)元清の墓)

(陶晴賢の墓。異説もあるそうな)

感想:7年前は鬱蒼とした林の中にあったのですが、再開発で街中にあるお寺という雰囲気に変わっていました。


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