波木井城

住所:山梨県南巨摩郡身延町波木井

 南部実長が築いたと伝わるが定かではない。大永年間(1521~1528年)、今川氏の武将・福島正成が甲斐を攻めた際に城主・波木井義実は今川軍に通じたため、武田信虎に城を攻められ滅ぼされている。土門と呼ばれる虎口状の遺構が残っている。

(入り口にある案内)

(城趾碑。これ以外、特に何もない。遺構も分からなかった)

(波木井城から富士川方面を望む)

感想:とにかく場所が分からなくて近所の方に聞いて半ば強引に案内してもらいました。ありがとうございました!


写真の提供についてはこちらをクリック




南松院(武田信玄の姉の墓)

住所:山梨県南巨摩郡身延町下山3221

 臨済宗妙心寺派。1566年、穴山信君が同年に没した母・南松院(武田信玄の姉)の菩提を弔うため創建した。江戸時代は水戸藩の庇護を受けている。1866年の落雷で建物のほとんどが焼失したが、1879年に再建された。寺宝には南松院の画像がある。

(山門)

(本堂)

(庭園。極楽浄土を表しているらしい)

(宝物殿…だと思う)

(南松院の墓。正面に『南松院殿葵庵理誠大姉』と刻んであったので間違いないはず)

感想:本国寺の近くにあります。


写真の提供についてはこちらをクリック




本国寺(穴山氏館跡)

住所:山梨県南巨摩郡身延町下山2271

 日蓮宗。1277年、日蓮に教化された当地の領主・下山光基が創建した。下山氏の滅亡後に穴山氏の館となり別の場所に移転されたが、穴山氏が滅亡すると現在地に戻っている。館の遺構はない。

(山門)

(下山城趾碑。穴山氏の館になる前、この辺りは下山氏の城があったのだが、そちらも遺構は残っていない)

(仁王門)

(浄行堂)

(国指定天然記念物のオハツキイチョウ。日蓮が常陸に湯治に向かう前、当寺に寄った際に植えたという)

(本堂)

感想:ここには穴山信君を祀っている穴山八幡神社があったらしいのですが、知ったのは去った後でした。


写真の提供についてはこちらをクリック