住所:山形県米沢市窪田町窪田1861
曹洞宗。1457年、越後平林城主・色部氏が菩提寺として城下に建立した。1598年、上杉景勝が会津に移封されると色部氏もそれに従い当寺を出羽の金山に移す。1601年、現在地に移転した。
寺宝に木像勢至菩薩坐像、木像阿弥陀如来立像がある。
(保呂羽堂。太閤検地の事業を直江兼続から引き継いだ色部長真が、保呂羽権現に安全祈願をして役目を終えることができたため建立したもの。1641年、害虫が発生した際に堂の下にある砂を田畑に撒いたところ、追い払うことができたため感謝の餅をついて奉納した。それが12月4日の年越し祭りで行われる裸餅つきの始まりである)