城のつくり方図典(その2)

 前に書き込みした『城のつくり方図典』を読み終えました。
 内容は前の日記を見ていただくとして、ここでは感想など・・・。
 本当に勉強になりました。城ってこうやって見るんですね・・・。でもまだまだ分からないことがたくさんです。
 野面積と打込接の明確な差が分からないし、破風もよく分からん(゚_。)? その他のもいろいろ・・・。まあ、この手のことは改めて城をじっくり見ていけば分かる・・・かも。
 笑ったのは(北海道の)福山城。江戸軍学の粋を集めて造った城で大手口(玄関)は厳重でしたが、搦手口(勝手口)が無防備で、土方歳三にそちらから攻められて1日で落ちてしまったという話です。
 無意識とはいえ、まさに今話題の耐震偽装問題のようです・・・。いや、軍学者たちも薄々は分かっていたんじゃあないでしょうか。自分たちが言っていることは机上の空論で、実際はすべてがそのようにうまくはいかないと。でも戦争がないから、間違っててもいいか、みたいな・・・。
 きっといろいろ戦術・戦略について文句をつけて「こうすれば勝てる」とか言っている人が実戦となるとこんな結果になるんじゃあないでしょうか。私も同類ですが。
 結局、会社の先輩が言っていた通り、「理屈はいいからやってみろ。それからいろいろ言え」ってことなんでしょうね。
 話がそれましたけど、これのおかげで城に行った際に別の角度から楽しむことが出来そうです。

(写真は石垣に定評がある伯耆米子城天守跡)

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城のつくり方図典(その2)」への4件のフィードバック

  1. 米子城から見る中海はいいので、晴れた日に是非・・・

    >ちなみに自分は城のつくりとか縄張りとか何も知識がないです(笑)
    城址に行かれる方で城のことが分からないのって私だけじゃあなかったんですね・・・。安心しました^^

  2. お~米子城懐かしいです。昨秋行ったときは雨で展望が全くききませんでした…。ちなみに自分は城のつくりとか縄張りとか何も知識がないです(笑)

  3. この本の内容ってそんなに神なんだ…。
    存在は前々から知ってたけど、色々と役に立ちそうだから買ってみようかな??

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