住所:愛知県海部郡蟹江町須成門屋敷上1363
733年、行基によって建立される。1182年に木曽義仲によって再建されたが、1584年の蟹江合戦の兵火で大半が焼失した。その上、寺領も太閤検地で大半が没収され衰退するが、江戸時代後期には二つの神社を中心に六斎市が開かれ門前町として繁栄している。
8月に行なわれる国指定重要無形民俗文化財・須成祭は蟹江川に巻藁船を浮かべる神事で、織田信長・豊臣秀吉も祭りの見学に訪れたという。
(巴御前が木曽義仲の菩提を弔うため寄進した大日如来像が納められている堂)
感想:神仏習合の時代の名残を感じる寺社でした。