2014年出雲東部史跡巡り(1日目その2:殿様墓・三刀屋城)

・梅窓院・・・島根県雲南市三刀屋町給下760。曹洞宗のお寺で三刀屋氏の菩提寺だった。三刀屋氏の墓は残っていない。

(入り口)

(本堂)

(鐘楼)

(寺から少し離れた場所にある堀尾吉晴の弟・掃部とその息子である修理の廟(通称、殿様墓)。もとはここに掃部の菩提寺・道安寺があったが、廃寺となり墓だけが残っている)

感想:住職さんに殿様墓の場所を教えて頂きました。ありがとうございました!

・三刀屋城・・・島根県雲南市三刀屋町古城。『尼子十旗』の一つ。1221年に三刀屋(諏訪部)快長が築城して以来、368年もの間、三刀屋氏の居城となっている。尼子氏が台頭すると配下となるが、のちに毛利元就に降る。1588年、14代当主・久扶は毛利輝元に疑われて追放された。現在は城趾公園となっている。

(物見櫓台跡)

(本丸跡)

(二の丸跡)

(城から雲南市(旧・三刀屋町)市街を望む)

(2010年12月に行った時の本丸跡。この時は雪で大変だった)

感想:本丸に行く途中、道端が雑草だらけで車に傷がつきました。自分はボロ車だから気にしなかったですが、車を大事にされている方は山麓から歩いて行った方がいいと思います。一応、書いておくと上に駐車場はあります。




2014年出雲東部史跡巡り(1日目その1:堀尾忠氏の墓・峯寺)

 2014年8月31日(日)、飯南町に用があったため、ついでに史跡を廻って来た。今日の山陰地方は久しぶりの晴れで気持ちがいい。

・報恩寺・・・島根県松江市玉湯町湯町567。真言宗。創建年代は不明だが空海の開基と伝わる。堀尾忠氏の妻・長松院が梵鐘を寄進するなど堀尾氏との関係が深かった。

(波切不動明王…だと思う)

(山門)

(本堂。右に建つ楽寿観音菩薩はボケ封じなどのご利益があるらしい)

(堀尾家の重臣・堀尾民部の墓)

(伝・堀尾忠氏の墓。マムシに咬まれた毒の治療のため訪れていた忠氏は、当寺の近くにある玉造温泉で亡くなったという。そこで墓が造られたという伝承がある)

感想:忠氏の墓はネットで見た写真と若干違うため自信がありません。


 次に松江市宍道町にあるという塩谷判官高貞碑を探すが見つからず…。近所の方も「50年以上住んでいるが聞いたことがない」と言われていたので、間違った情報だったかもしれません。あまり探してもしょうがないので、次に移動。

・峯寺・・・島根県雲南市三刀屋町給下1381。真言宗。奈良時代に役小角が開いたとの伝承がある古刹である。戦国時代には尼子氏・毛利氏の崇敬を受けた。

(ミニマムサイズの仏が入った八十八ヶ所が道の途中にあった)

(観音堂)

(仁王門)

(本堂)

感想:ここは庭園が有名なのですが、この日はお休みでした…(T_T) 日曜日なのに…。




平の五輪塔(河原山城主の墓?)

住所:鳥取県西伯郡大山町平

 年代などは不明だが地域の伝承によると城主の墓と伝わる。近くには河原山城があり、天正13(1585)年の河原山城の戦いの際に城を守った福頼元秀か福頼藤兵衛の墓ではないかと思われるが詳細は不明である。

(東から見た五輪塔)

(南から見た五輪塔。こちらが正面のようだが…)

感想:場所が分かりづらく、近くの仁王堂公園から斜面を上り下りしてやっと辿り着きました。