運正寺(結城秀康菩提寺)

住所:福井市足羽1丁目18ー1

 浄土宗。1607年に結城秀康が亡くなると、父・徳川家康の命で創建される。秀康は初め曹洞宗の孝顕寺に葬られた(結城家は曹洞宗だった)が、徳川家(松平家)が代々浄土宗だったことから家康が激怒。家臣が慌てて10日ほどで洗光院を建て改葬したという伝承が残っている。
 のちに現在の運正寺と改称した。越前松平家の庇護を受け大伽藍を誇ったが、1945年の福井空襲で焼失してしまう。1952年に現在の建物が再建される。

(入り口)

(葵の紋が入った石塔)

(本堂)

(案内板に描かれていた戦前の運正寺。この風景が見たかったな・・・T_T)

感想:浄土宗じゃないからと家康が怒ったそうだが、越前松平家の菩提寺・大安禅寺は臨済宗だけど・・・。徳川家と言うより家康個人のこだわりだったのだろうか。


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総光寺(丹羽長秀の墓)

住所:福井市つくも2-17-11

 曹洞宗。賤ヶ岳の戦い後、北庄城主となった丹羽長秀が北斗院を建立。のちに寺号を総光寺と改称する。

(境内。おそらく昔は何倍もの敷地があったと思われる)

(裏手に建つ丹羽長秀の墓(右側)。長秀の没後、息子の長重が建てたと伝わる。左は長秀の息子で長重の弟・長正の墓)

(墓の入り口。石に刻まれた文字が風化で削れている)

感想:2012年に8年半振りに行きましたが、何も変わっていませんでした。


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忍城合戦の真実

 今更ですが、洋泉社から発売された「忍城合戦の真実」の96ページに私の提供した千本浜古戦場に建つ首塚の写真が掲載されております。
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