東京史跡巡り2008(2日目:井伊直弼・今川家累代・徳川信康の墓)

 2008年7月22日、西麻布で目が覚める。この日は力強い味方がいるので安心して出かけた。私がサイトを始めてからお付き合いさせてもらっているキヘイジさんが丸一日、同行してくださるのだ。
 でも、その前に早朝お墓参りということで朝食後、近くのお寺に一人で向かった。ああ、みんな通勤でせわしそう・・・。
1.祥雲寺・・・渋谷区広尾にある。黒田騒動で有名な黒田忠之の開基で、忠之の父・長政の墓など黒田家の墓がある。他にも美濃八幡の金森家・筑後久留米の有馬家の墓などがある。
 中は周辺の慌ただしさをよそに静か。ゆっくりと散策した。
(美濃八幡・金森家の合祀墓)

(筑後久留米・有馬家の墓。有馬家祖先の供養塔のようだった)

 その後、キヘイジさんと途中で合流して、まずは世田谷区に向かう。
2.豪徳寺・・・世田谷区豪徳寺にある。彦根藩主・井伊家の菩提寺。
 さすが大老を出しただけの寺だけあって規模が違う。招き猫で有名らしいけど、お墓しか目に入らなかったので気がつかなかった。どこにあったんだろう・・・?
(井伊直弼の墓)

3.長泉寺・・・渋谷区神宮前にある。堀直寄の球体形の墓があるということで来たのだが・・・本に書いてある場所にない。寺務所の方に聞いたところ、堀姓を奥田姓に変えた奥田家の方々が自分たちの菩提寺に移転されたとのこと。
 ショック!! 球体のお墓なんて見たことがなかったので、参りたかった・・・TT
4.広徳寺・・・練馬区桜台にある。東京屈指の大寺院。広大な墓地には柳生家・小堀家・立花宗成などそうそうたるメンバーが揃っている。
 ・・・のだが、何と山門に「参拝謝絶」の文字が。お寺の方とお話ししたところ、「観光のお寺ではないので基本的にお断りしています」と説明された。インターネットで見る限り、お寺の方によっては入れてくれる場合もあるようだが、私の対応が悪かったのか、「檀家の方以外は墓地には入れません」と言われてしまった。再びショック・・・TT
 今回、一番の目的だっただけにかなり凹んだ。
5.観泉寺・・・杉並区今川にある。地名の通り、今川家累代の墓がある。
 ここはやっと普通にお墓参りが出来たお寺だった。氏真、悪く言われますが、無能な人物ではなく、生まれた時代が悪かったのでしょう。
(今川家累代の墓)

6.西念寺・・・新宿区若葉にある。服部半蔵と徳川信康の墓がある。
 ここは服部半蔵はすぐに分かったが、徳川信康がなかなか分からず探し回った。
「困ったなあ」と途方に暮れていたら、キヘイジさんが「半蔵の横にありますよ」と知らせてくれました。墓地中、探し回ったのは何だったんだ・・・><
(徳川信康の墓。愛知県岡崎市・静岡県浜松市の信康の墓にも行ったので、あとは静岡市のみ)

 これで史跡巡りは終了。渋谷に移動して居酒屋でキヘイジさんと語り合った。いいなあ、やっぱりこうやって戦国時代の話が出来るのは。というか、酔っていたのもあって私が一方的にしゃべっていたような気もしたが・・・ーー;
 渋谷でキヘイジさんとお別れして、そのままホテルに戻った。
(おまけ)
7.賢崇寺・・・港区元麻布にある。佐賀藩主・鍋島家の菩提所。
 翌日、東京を去る前に時間があったので、ホテルから一番近かったここに行ってみた(と言っても歩くと結構距離があったが)。
 鍋島家の墓域は圧倒されるほどの広さとお墓の大きさ。油断ならんな、佐賀・・・。
(鍋島家歴代の墓。藩主の正室の墓もあり)

 そこからホテルに戻って静岡駅まで行き、日本平の花火大会を見て愛知県に帰った。
感想:東京23区内は、大名家の菩提寺が集中している。しかし公共交通機関で廻るので、思ったほどの数は行けないし、行っても地方への移転・お墓参りは出来ないなど、悲しい思いをすることが多い。
 ということでもう東京で寺巡りはやめ。そういうことがしたいなら多少お金と時間がかかっても地方へ行くべきだと切々と感じた。地方なら寺も観光名所としてあるから、断られないし、レンタカーを借りれば移動も楽だから。
 東京は知り合いと会うとかイベントに行くだけにしよう・・・。
 2日目に関しては東京に慣れておられるキヘイジさんのおかげで場所の移動もかなりスムーズでした。あんなに暑く、しかも残念な目にあうことが多かったのに、最初から最後まで付き合ってくださって本当にありがとうございましたm(._.)mm(._.)m

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東京史跡巡り2008(1日目:宇喜多秀家・上野七日市藩主歴代・鳥居忠政の墓)

 2008年7月20日、東京の六本木で長宗我部Barという長宗我部ファンのイベントが行なわれることを知り、参加させてもらった。その模様についてはブログやmixiで参加された皆さんが詳細に載せられているので省略します。
 せっかく東京に来たので翌日の7月21日から東京の史跡巡りを行なうことにした。暑いし、東京での電車移動にはかなり不安があったが、いくしかあるまい。
1.上野東照宮・・・台東区上野公園内にある。藤堂高虎が自分の敷地内に建てた東照宮。各大名が寄進した灯籠が数多くある。
 ここで見たかったのは佐久間勝之が寄進したというお化け灯籠。大きさは聞いていたが実際に見ると迫力が違うなあ・・・。比較対象物が隣にないので大きさが写真で伝えられないのが残念TT
(お化け灯籠)

2.津梁院・・・台東区上野桜木にある。津軽家の菩提寺。お寺の方に聞いたところ、墓所は鍵がかかっており津軽家の方の許可がないと入れないとのことだったので、お寺だけ写して終了。
3.東光寺・・・板橋区板橋にある。明治になって本州に戻ることを許された宇喜多一族が縁の深かった前田家の屋敷の一角に建てた宇喜多秀家の墓がある。
 五輪塔に「秀家卿」とだけ刻んである変わったお墓だった。

 ここでネットの知り合い、橘さんと合流。食事をしながら歴史の話をしたり、論文を見せていただいた。食事を済ますと、橘さんと一緒に史跡巡りを再開。
4.法明寺・・・豊島区南池袋にある。小幡景憲などの墓があるが、一般には公開していないとのこと。特別に見せてもらったが、写真はなし。
5.吉祥寺・・・文京区本駒込にある。ここは大名家の墓が多数有り、東京都有数の大寺院らしい。
 入るとまず目に入るのが、皆さんお馴染みの二宮尊徳のお墓。お墓の横には各地の小学校にあった銅像もある。
 それから墓域配置図を見ながら大名の墓を確認して廻った。上部が倒れた大名家のお墓があったりして寂しい気分にもなったが、大半のものはしっかり管理してあった。
(前田利家の五男・前田利孝と上野七日市藩主歴代の墓。橘さんも言われていたが、とても東京の風景には見えない)

(吉祥寺の門)

6.江岸寺・・・同じく文京区本駒込にある。鳥居家の菩提寺。
 山形市に行った際に探したが結局見つからなかった鳥居忠政の墓。やっとここで出会えた。
(鳥居忠政の墓。卒塔婆を読む限り、合祀墓のようにも思えたが・・・)

 ここで橘さんとはお別れ。再び一人となったが、史跡巡りはまだ終わらない。
7.浄土寺・・・文京区白山にある。越前松平家二代藩主・松平忠直の供養塔がある。
 供養塔は中央にぽつんとあった。

8.江戸城・・・東京都千代田区千代田にある。前回行った際は入れなかったので、今回はしっかりと公開日を調べて行った。
 中は外国人の観光名所と、東京の人達の憩いの場となっており、史跡という言う感じじゃあなかった。ただ建物はあまり現存していないが、残っている石垣を見ると「天下の中心の城だったんだな」ということを感じさせてくれる。
(天守台から江戸城と東京の風景)

(江戸城の門跡・・・だったと思う)

 これで本日はおしまい。疲れていたのでホテルに帰ってすぐに寝た。

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