岩国城&宮島史跡巡り2000(錦帯橋・厳島神社)

 チャットで誰かが、「岩国でなんかイベントがあるらしい」という一言が発端となり今回の岩国行きが決定。平成12年11月26日(日)午前10時、誰もな~んも調べないまま新岩国駅に集合。メンバーは、備前守様(浅井派)、うきき様(織田&森派)、信光様(織田派)、筑後川の4人である。誰も遅刻なく集まると(正確には私が3分遅刻したけど、、、)、すぐに錦帯橋に向かう。15分ほどで到着。1日停め放題200円の駐車場に車を置くと(みんな安さにびっくり)、錦帯橋へ。

 江戸初期に出来た岩国市民自慢の橋(らしい)。なんでも流れがきつい川に橋を架けるために石台を使ったとか。えっらい人だった。人気あるのね。ちなみにここを渡らなくても岩国城の方にはいけます。
 続きましては岩国城の二の丸周辺(だと思う)をさ迷う。まずはシロヘビの博物館に。なんでもシロヘビは天然記念物で岩国だけにしかいないらしい。最初は「脱皮したばかりの蛇じゃないか?」とか思ったけどそうじゃないらしい(よく考えたら脱皮したばかりのはそんな色してないや)。それが終わるとロープウェーで天守閣へ(あって良かったロープウェー。鳥取城みたいに登山だったら午前中でこの旅は終わってたでしょう)。

(岩国城復元天守)

 目的が終わり下に戻ると今度はうきき様が一番楽しみにしてらした「岩国歴史美術館」へ。なんでもここに信長が使ってた鎧があるらしいとのこと。でもその時は諸事情に展示されてませんでした。うきき様の心中お察しします。展示物はとにかく沢山あり(鎧が主だった)、一番目をひいたのは「川中島合戦図(みたいなの)」です。「なぜ岩国で川中島?」と皆さんお思いでしょうが、ここの館を経営されている方がなんでも甲斐武田氏の末裔だとか。納得できました? あとここの天井には家紋がずら~っと並んでおりそこで好きな武将のものを探す。残念ながら浅井氏(北条氏のに似た分らしい)と長宗我部氏(鳩酢草)はなかった、、、。

 ほんで次は吉川資料館に。ここが一応でイベントがあるから集まった(はずだがみんな完全に忘れていた)。今回の企画は藩祖である「吉川広家展」。そこには彼の鎧などがありました。

資料館の後に見に行った佐々木小次郎の像。岩国の出身だったんですね~。まったく知りませんでした。構えがかなり不自然です。拡大写真でよく見てみましょう。燕返しとかってこんな体勢で繰り出すの?
 これで岩国市は終了~。続いて安芸の宮島へ。車で移動中、私ばかりがべらべら喋ってました。皆さん、さぞ辟易したことでしょう。喋り出すと止まらないんだよね、、、。車を停めてフェリーで宮島へ。この乗船中の間、うきき様と信光様のお二人は信光様の持っていらした信長の鎧などが載っているカラー写真の本を見て盛りあがっておられました。宮島町につくと鹿と戯れつつ食堂へ(この時午後三時だったがまだ食事をしてなかったのだ)。ここで俺は穴子丼を、他の方は牡蠣丼を食べました。

食事後に来た厳島神社です。フェリーからの景色が本当はいいのだが忘れてた。

厳島の合戦での勝利を記念して毛利元就が能を催したことからここで能を舞うようになったとか。
 厳島神社内はツアー団体について行ったのでただで説明が受けられてラッキーでした(つうかこれは旅をする時の常套手段?)。この後、宝物館へ。平家関係の物がいっぱいあったけど、私は分からないので適当に見ただけ(平家関係にも詳しい3人の姿を見て自分の無知さぶりを思い知らされた)。宝物館が終わった後は土産物屋を物色。パクリグッズがすごくてびっくり。アディダスのパクリの鯵ダスとか、鈴木あみの写真がプリントとしてあるTシャツとか(売ってもいいの?そんなの)。そんなもの売るなら毛利グッズとか売って、、、(一つもなかった)。

フェリー乗り場に向かう途中にあった五重の塔。この隣に千畳閣っていう豊臣秀吉が戦没者を供養する建物があるんだけど写すの忘れた(左にちょこっと写ってるか)。
 本州に帰る途中に厳島の合戦で重要な役割をした宮尾城跡による。場所はフェリー乗り場のまん前。だから行き帰りの途中に気楽に寄れます。ここは行くと驚きますよ~。まず全体が狭い(市内のそこらへんにある公園の方がまだ広い)。あるのは合戦の概要の地図と椅子とちっちゃい神社だけ。まあ300人で守るには丁度いいか。

宮尾城から見た夕日です。あんまりにも景色が綺麗で写しました。写真だと分かりませんが本当に良かったんですよ~。宮尾城に行った唯一の収穫でした。
 宮島町はこれにて終わり再び車で今度は広島市内へ。市内の古本屋で備前守様が所望されていた本を手に入れるためである。備前守様はこれが一番の目的で山陽に来られたそうな。移動中、歴史の話しで盛りあがる。そして市内に着いて無事に本を手に入れるとこの集まりは終了。広島駅で解散し名残惜しかったですが、皆さんとお別れしました。

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